Project EXCEED®とは?
プロジェクト名”EXCEED”には超える、超越するという意味がある。
ここには、12年前に打ち立てられた男子マラソン2時間6分16秒、9年前に打ち立てられた女子マラソン2時間19分12秒の日本記録を超えるという意味合いをはじめ、通常の取り組みでは越えられないものを超える、既成概念を打破するというような思いと希望が込められている。
本プロジェクトの目指すところは、多くのトップアスリートを擁する日本実業団陸上競技連合が、マラソン日本記録を越える複数のスター選手を輩出し、その勢いをもって東京2020オリンピック時メインスタジアムにマラソンで日の丸を掲げることである。
この活動を通じて、日本陸上界全体の盛り上がりというレガシーを残していきたい。
この取り組みが「Project EXCEED®」である。
Project EXCEED® 要項
- 主催
一般社団法人 日本実業団陸上競技連合(実業団) - 後援(表彰式)
一般社団法人 日本経済団体連合会(経団連) - 協力
公益財団法人 日本陸上競技連盟(日本陸連) - 目的
実業団駅伝チームというトップアスリートの大集団を擁する実業団が、マラソンの日本記録を超える複数のスター選手を早期に輩出し、その勢いを以って2020年東京オリンピックのメインスタジアムにマラソンで日の丸を揚げる。 - 施策
このため、実業団は実業団と関係の深い一般社団法人 日本経済団体連合会のご後援と公益財団法人日本陸上競技連盟のご協力を戴いて、2020年東京オリンピックに向けマラソン強化特別プロジェク(Project EXCEED®)を立ち上げ、実業団基本財産からの本プロジェクト基金への拠出、実業団加盟企業を含む協賛企業からの階層的かつオープンな協賛募集を募り、日本記録を超えるという目標に挑戦することを奨励するとともに、記録を達成した選手と監督・チームに対し褒賞し、表彰を行う。
記録に挑戦するアスリートを応援する2つのプログラム
「Project EXCEED®」では、マラソン日本記録の“突破”及び“挑戦”という2つの目標を設定し、この目標を達成した選手と監督・チームを褒賞し、表彰を行う取り組みである。
マラソン日本記録「突破」褒賞制度概要
対象記録 | 男子:2時間5分50秒のマラソン日本記録突破 女子:2時間19分12秒のマラソン日本記録突破 (※日本記録が更新された場合は、その時点の日本記録突破) |
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褒 賞 金 | 選手:1億円(同一レース下位での突破1000万円) 監督・チーム:5,000万円(同500万円) (同一記録では、別途定める「挑戦」奨励金との重複受賞を認めない) |
対象選手 | (実業団登録の有無に拘らず)日本陸連に登録されている日本人選手 |
対象大会 | 1.国内: 日本陸連が記録を公認する大会 2.海外: 日本陸連が登録選手に参加を許可し、記録が公認される大会 3.オリンピック、世界陸上選手権大会、アジア大会 |
※監督・チームへの褒賞金は、実業団登録者の場合にのみ授与される。
※同一選手が、同一年度に複数回にわたり、日本記録を更新した場合は、最上位の公認記録を褒賞対象とする。
実業団選手マラソン日本記録「挑戦」奨励制度概要
対象記録 | 男子【設定A】2時間 6分59秒以内【設定B】2時間7分台 女子【設定A】2時間21分59秒以内【設定B】2時間22分台 (対象となる記録は、原則として2年ごとに見直しをする。) |
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奨 励 金 | 選手【設定A】1,000万円【設定B】500万円監督・チーム【設定A】500万円【設定B】250万円 |
対象選手 | 実業団登録をしている日本人選手と、その所属チームが実業団においてチーム登録されている場合は監督・チームも対象とする。 |
対象大会 | Project EXCEED®実行委員会が主催者の同意のもと指定する下記国内大会 男子:福岡国際マラソン、別大毎日マラソン、東京マラソン、びわ湖毎日マラソン 女子:さいたま国際マラソン、大阪国際女子マラソン、名古屋ウィメンズマラソン |
※同一選手が、同一年度に複数回にわたり、奨励記録を更新した場合は、最上位の公認記録を奨励記録とする。
※同一選手が複数年度に渡って奨励金を授与される場合は、その以前の年度の当該選手の記録を上回った場合にのみ対象となる。
スケジュール
2015年3月 | 「Project EXCEED」発表記者会見(3月30日、経団連会館) |
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2015年7月 | 日本実業団陸上競技連合が一般社団法人化 「Project EXCEED」の開始 |
2020年3月 | 東京オリンピックマラソン派遣選手選考終了 「Project EXCEED」の終了 |
SUPPORT SPONSOR
サポートスポンサー
- <日本記録褒賞制度共同運用>
- 一財)アールビーズスポーツ財団
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- <サポートスポンサー>
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- 三菱日立パワーシステムズ株式会社
- 株式会社デンソー
- ダイハツ工業株式会社
- 株式会社ヤマダ電機
- 富士通株式会社
- 大阪ガス株式会社
- 本田技研工業株式会社
- コニカミノルタ株式会社
- 旭化成株式会社
- 積水化学工業株式会社
- 大塚製薬株式会社
- 第一生命保険株式会社
- 株式会社日立物流
- 中央発條株式会社
- 株式会社ワコール
- 愛知製鋼株式会社
- 愛三工業株式会社
- 株式会社トーエネック
- NTN株式会社
- 株式会社九電工
- 西日本電信電話株式会社
- 三井住友海上火災保険株式会社
- トヨタ自動車株式会社
- トヨタ紡織株式会社
- 株式会社豊田自動織機
- 株式会社安川電機
- トヨタ自動車九州株式会社
- 株式会社資生堂
- パナソニック株式会社
- 黒崎播磨株式会社
- 日本郵政株式会社