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会長メッセージ

Project EXCEEDが対象としていたすべてのマラソン大会が3度の日本記録更新をはじめ多くの好記録を輩出して2020年3月8日に無事終了いたしました。このプロジェクトの実施にあたりご協力いただきました全ての関係の皆様に心より感謝申し上げます。

Project EXCEEDは、実業団に皆様から最も期待がかかるマラソンで、日本記録を超える複数のスター選手を輩出することにより2020年東京オリンピックのメインスタジアムに日の丸を掲げることを目的に、実業団が2015年から開始した日本記録挑戦奨励プロジェクトであります。

2017年8月に2020年東京オリンピックのマラソン派遣代表選考方式マラソングランドチャンピオンシップ(略称MGC)が発表されたこととProject EXCEEDの相乗効果で、日本のマラソン界が盛り上がり、大きく底上げすることが出来ました。
男子は2018年2月の東京マラソンで設楽悠太選手(Honda)が2時間6分11秒の記録で16年間ぶりに日本記録を更新しました。半年後の2018年10月のシカゴマラソンで大迫傑選手(ナイキ)が2時間5分50秒と2時間5分台に突入し、2020年3月の東京マラソンでも2時間5分29秒と2時間4分台が視野に入るところまで日本記録を塗り替えました。 女子も2020年3月の名古屋ウイメンズマラソンで一山麻緒選手(ワコール)が2時間20分29秒の日本歴代4位、17年ぶりの日本国内最高記録更新という好記録を出し、男女とも世界のトップアスリートの背中が見えるところまで大きく前進しました。
さらに実業団選手を対象とした日本記録挑戦奨励A記録を男子3名、女子2名、日本記録挑戦奨励B記録を男子7名、女子3名が達成するなど着実に日本マラソン界の底上げに貢献することが出来ました。

ちなみにこのProject EXCEEDの褒賞金、奨励金は実業団主催の駅伝大会の放映権料の中から長きにわたり先輩たちが貯めてこられた実業団の留保金から1億5000万円を基金として発足し、このホームページに記載させていただいているサポートスポンサーとしての30社を上回る実業団加盟各社からの累計2億円を超える協賛金、そして、日本記録を突破した選手に対して年間男女各1名に5000万円の褒賞金を分担していただける一般財団法人アールビーズスポーツ財団様からの協賛金が財源となっております。そのお陰で、いままで各選手、実業団監督チームに褒賞金、奨励金を授与することができました。ご協賛いただきましたアールビーズスポーツ財団様とすべてのサポートスポンサーに改めて深く感謝申し上げます。

Project EXCEEDは、要項記載の通り東京オリンピックマラソン派遣選手決定をもって終了となりましたが、最終選考競技会である名古屋ウイメンズマラソンにおいて、日本記録挑戦奨励賞の対象記録が達成され、満額の奨励金を支払えない状況となっております。目下、実業団連合は4月14日に予定している表彰日以前まで追加の協賛金を募集するための努力をはじめております。引き続き皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。

2020年3月
一般社団法人日本実業団陸上競技連合
会長 西川晃一郎

PDF 会長メッセージ(2020年3月)

SUPPORT SPONSOR
サポートスポンサー

  • <日本記録褒賞制度共同運用>
  • 一財)アールビーズスポーツ財団
  • --------------------------------------
  • <サポートスポンサー>
  • -
  • 三菱日立パワーシステムズ株式会社
  • 株式会社デンソー
  • ダイハツ工業株式会社
  • 株式会社ヤマダ電機
  • 富士通株式会社
  • 大阪ガス株式会社
  • 本田技研工業株式会社
  • コニカミノルタ株式会社
  • 旭化成株式会社
  • 積水化学工業株式会社
  • 大塚製薬株式会社
  • 第一生命保険株式会社
  • 株式会社日立物流
  • 中央発條株式会社
  • 株式会社ワコール
  • 愛知製鋼株式会社
  • 愛三工業株式会社
  • 株式会社トーエネック
  • NTN株式会社
  • 株式会社九電工
  • 西日本電信電話株式会社
  • 三井住友海上火災保険株式会社
  • トヨタ自動車株式会社
  • トヨタ紡織株式会社
  • 株式会社豊田自動織機
  • 株式会社安川電機
  • トヨタ自動車九州株式会社
  • 株式会社資生堂
  • パナソニック株式会社
  • 黒崎播磨株式会社
  • 日本郵政株式会社

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